キャビネット・チェスト選びのポイント

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キャビネット・チェストを選ぶとき、オーダーするときに役立つポイントをご紹介します。
開き扉?
引戸?
大きく開く・・・・両開きの扉なら、左右の扉を両方開けば大きなものでも出し入れしやすいですね。引戸の場合は左右どちらかしか、開けることができません。

キャビネット前のスペース・・・開き扉を開くためにはキャビネットの前にスペースが必要です。例えば、90cm幅の食器棚の扉を開くためには、少なくとも45cmのスペースが必要です。実際に使うときには、自分の体がキャビネットの前にあるので、扉の幅プラス40cmくらいのスペースがないと使いにくいと思います。
引戸の場合はスペースがなくても開くことができます。

有効奥行き・・・引戸には戸をスライドさせる溝(レール)が2本あります。そのため同じ奥行きのキャビネットでも、開き扉の場合に比べて引戸の場合は3〜4cm有効奥行きが狭くなります。


引き出し
スライドレール・・・引き出しの左右につける金属製のレールです。スライドレールを使うことで、次のようなメリットがあります。
 ・引き出しを完全に引き出すことができるので、奥の方にしまったものでも取り出しやすい。
 ・ストッパーが付いているので、引き出しが抜け落ちることがありません。
 ・動きがスムーズです。

  ベアリング式のスライドレールは動きがスムーズです。
  いっぱいに引き出すことができます。


   
  もちろん、スライドレールをつけない引き出しも作っています。
  引き出しのサイズや用途によって、使い分けています。


食器の収納も・・ 食器の収納にも引き出しが便利です。
普通の棚の場合、奥にしまったものを取り出すには、手前のものをいったん外に出さなくてはなりませんが、引き出しの場合は奥のものでもすぐに取り出せます。


無垢材と
突板合板

 クラポでは
基本的に無垢材(むく材)を使用して家具を作っていますが、用途に応じて突板合板を併用しています。
 いたずらにムク材を消費するのではなく、適材適所を考え、その家具を作るのに最もふさわしい材料と工法を選びます。

 突板合板・・・無垢材を0.2〜0.3ミリの厚さでスライスし、合板に接着したものです。木目の美しさはそのままに、家具のコストを下げることができます。
 例えば、天板や扉、引き出しなどの、目立つ部分には無垢材を使い、本体の箱は突板合板で作るなど、家具の用途や予算に合わせて使う材料を選ぶことができますのでご相談ください。
 また、無垢材のように湿度の変化による寸法変化がありませんから、キッチンや洗面所など、湿度の変化する部屋に置く家具にも適した材料です。

無垢材と突板合板を併用した例 オーダー制作の事例です
扉はチェリーの無垢材
本体の箱はチェリーの突板合板

この家具の詳細→こちらのページ

天板、引出しはウォルナットの無垢材
本体の箱はウォルナットの突板合板

この家具の詳細→こちらのページ

材質  ウォールナット、チェリー、ナラ、タモ、メープルなどがありますが、どれもキャビネット・チェストに適した材料です。色や木目の好みで選んでいただければいいでしょう。

ウォールナット・・・茶褐色(初めは濃い色で、だんだんと明るい色になっていきます。)
チェリー    ・・・赤褐色(初めは薄い色で、だんだんと濃い色になっていきます。)
ナラ、タモ   ・・・ナチュラルな木の色です。
メープル    ・・・白っぽい色です。

こちらのページに材料サンプルの写真があります。



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